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五平餅とは?地域による形と味の種類、由来と発祥を解説!

岐阜
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五平餅とは?地域による形と味の種類、由来と発祥を解説!

五平餅とは?

五平餅とは、お米をつぶしたものを串に巻きつけ、タレをつけて焼いたもので、岐阜県をはじめ、愛知県長野県などの山間部に伝わる郷土料理です。

味は味噌だれ、醤油だれなど、形はわらじ型、丸型など地域によって様々な違いが楽しめます。

五平餅の様々な形

五平餅だんご型

五平餅は、わらじ型、だんご型、きりたんぽ型など、地域によってさまざまな形があり、細かく分けると10種類ほどあります。

岐阜県の中津川市と恵那市を含む恵北地域(恵那郡北部)は主にだんご型が主流であり、恵南地域(旧恵那郡南部)はわらじ型が中心です。

だんご型五平餅は、地区によって大きなだんごと小さなだんごがあり、カタチもまん丸のものと扁平のものに分かれています。そして串につける数も、2つ刺しから、3つ、4つ、5つ刺しなど様々です。 また、おにぎり型やきりたんぽ型などの形もあります。その結果、恵那地域全体としては、およそ10種類ほどの五平餅の形態を見ることができます。

五平餅のタレの違い

五平餅ひょうたん型

だんご型の五平餅には醤油ダレを使うことが多く、わらじ型の五平餅には味噌ダレをつけるのが一般的です。

味噌に細かく刻んだネギをすりんだネギ味噌を使ってさっぱりした味にすることもあります。

ショウガ、ネギやゴマ、くるみ、落花生、にんにくなどで風味を出したり、ヘボ(蜂の子)でコクを出したりする場合もあります。

このように形や味がともに地域の特色を映した郷土食、それが五平餅の魅力となっています。

五平餅の発祥・由来

五平餅は、江戸時代中期頃にはすでに作られていたといわれています。

木こりや狩人といった山の仕事を生業としている人々が、山仕事の安全を祈る祭りである山の講の前夜に、ご飯をつぶして板切れに握りつけて焼き、味噌をつけて食べたのがはじまりといわれています。

由来としては、五平さんという人物が、握ったご飯に味噌をつけて焚き火であぶって食べたことから名付けられたという説、ある村の樵が山の神の祭りに御幣(幣束)の代わりに使ったから御幣餅、神道において神に捧げる御幣の形に似ていたから御幣餅と呼ばれるようになったなど諸説あります。

米が貴重だった江戸時代では、祭りなどのハレの日などで食べられていました。当時は男衆を含む大人から子どもまで、そして時には客人も巻き込みながら、みんなで五平餅をつくって楽しんでいたそうです。

おうちで楽しむ五平餅