Asahikawa Ramen

旭川ラーメンとは?スープや麺の特徴と味わい、発祥・歴史を解説!

北海道
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旭川ラーメンとは?スープや麺の特徴と味わい、発祥・歴史を解説!

旭川ラーメンとは?

旭川ラーメンとは、北海道三大ラーメンの一つでもある、北海道旭川市のご当地ラーメンです。

旭川ラーメンのスープの特徴

スープは、豚骨や鶏がら、魚介をベースに、煮干し、昆布などで豊かな風味を増し、臭みを感じないように仕上げてあります。また、スープにラードを加えることで香り高いスープとなっており、旭川ラーメンのスープには油が多く浮いています。ラードにじっくり火を入れて作る焦がしラードは、まるで醤油のような黒い色。当然、それが入ったスープも、深い色をしており、一見味が濃くこってりしているようにも見えます。厳冬期には氷点下30度以下にもなる寒さでも、スープの表面の脂が膜を作り熱を逃がさない工夫だといわれています。

深い旨みと香りが口の中に広がった後には、すっきりとした味わいだけが残ります。この後味のよさは、豚骨とアジのだしで作るダブルスープ。豚骨ならではのコクと、アジのあっさりとしただしが組み合わさって、バランスのよい旨みが生まれます。

旭川ラーメンの麺と具材の特徴

麺は、中細太の縮れ麺です。麺を作る際に水をあまり加えず、加水率が27?32%程度と低いため、伸びやすい反面スープが絡みやすく、濃厚な味を楽しむことができるのも旭川ラーメンの人気の理由でしょう。自家製麺で勝負するお店も多いので、いろいろなお店で食べ比べてみるのもおもしろいですね。

具材はメンマ、ネギ、チャーシューとシンプルのも旭川ラーメンの特徴です。

ラーメン以外にも旭川はホルモンが有名で、ラーメンとホルモンがコラボレーションしたホルモンラーメンというメニューを出すお店も登場しはじめています。旭川らしいしょうゆ油味のオーソドックスから変わり種まである旭川で自分好みのラーメンを探すのも楽しいでしょう。

旭川ラーメンの発祥・歴史

旭川市旭川市

1947年(昭和22年)頃。旭川は養豚が盛んで豚骨が手に入りやすいことに加え、物流の拠点で煮干し等も豊富にあることから、豚骨と煮干しなどを合わせてだしをとるダブルスープが誕生します。さらに醸造業が盛んであることから、しょうゆ味が基本となりました。また、地元の製麺業者がスープとよく絡む麺を開発し、現在の旭川ラーメンへとつながっています。

その後は、新たな店が次々と生まれ、1987年(昭和62年)にNTTのタウンページに初めて「ラーメン店」という項目ができました。最多は平成13年の約230軒、平成29年は約150軒が掲載されています。専門店でなくてもラーメンを提供している店を加えると、現在市内には400近くの店がラーメンを提供しているといわれます。伝統的な旭川ラーメンを提供する店がある一方、それとは一線を画した独自の味を追求する店もあり、市民は様々な旭川ラーメンを食べ比べ、親しんでいます。

平成に入ると、旭川ラーメンを応援し、全国に発信しようとする動きが出てきました。1989年(平成元年)、当時の旭川青年会議所のメンバーが自ら食べて、ラーメンマップを作成。1992年(平成4年)に市や商工会議所等による実行委員会が旭川ラーメンナイターキャンペーンを実施し、阪神甲子園球場などで来場者に旭川ラーメンをPRしました。1997年(平成8年)には「旭川ラーメン村」もでき、旭川は市をあげてラーメンの振興に取り組んだ。1998年(平成9年)に新横浜ラーメン博物館に旭川ラーメンの老舗店が出店すると、一気に全国的な知名度が上がり、人気が高まりました。平成10年に旭川夏まつりで初の旭川ラーメンフェスティバルを開催。まちを挙げての応援と全国への発信が行われてきました。

北海道三大ラーメン

北海道三大ラーメンは、札幌ラーメン、函館ラーメン、旭川ラーメンで、釧路ラーメンも加えて四大ラーメンと呼ぶこともあります。

味としては札幌の味噌、函館の塩、旭川の正油(旭川も醤油ではなく正油と書くことが多いようです)と呼ばれることが多いですが、旭川も味噌・塩・正油の3つの味を出しているところが多いです。また地元の人気店では味噌ラーメンの人気が高い店も少なくありません。 

北海道三大ラーメン
  • 札幌ラーメン(味噌)
  • 函館ラーメン(塩)
  • 旭川ラーメン(正油)

旭川のラーメンは歴史的にも古いのですが、人口に対するラーメン店の数が多く、人口10万人以上の都市の中では全国で2番目にラーメン店が多いのです。 

おうちで楽しむ旭川ラーメン