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北海道のいかめしとは?特徴や戦時下の思いつきによる由来、作り方・レシピを解説!

北海道
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北海道のいかめしとは?特徴や戦時下の思いつきによる由来、作り方・レシピを解説!

いかめしとは?

いかめしとは、新鮮なイカのげそや腸わたを取り除き、生米を詰め込んだ後、醤油ベースのだし汁で炊き上げたもので、北海道道南の郷土料理です。

北海道の、函館地方渡島(おしま)地方で親しまれていますが、東北などの幅広い地域でも食べられています。

中に詰める具材はお米の他に細かく刻んだげそや竹の子などの山菜などがあります。米と具を詰めた後は、爪楊枝等で米が飛び出さないように留めます。

イカの胴内でふっくらと炊き上がったご飯はモッチリした食感です。イカとその旨みを吸った米の相性が最高に美味しい逸品です。

いかめしは全国的にも人気で、全国の駅弁フェアや北海道物産展では必ず販売されるほどです。レトルトパックのいかめしは通販やスーパーなどでも入手できます。

おかずやおやつ、酒の肴、弁当など様々な場面で食され、食べやすく誰からも好まれやすい味のため、子どもにも大人にも広く好まれています。

いかめしの由来・発祥

いかめしの由来・発祥は、第二次世界大戦中、食料統制における米不足が深刻化される時代に遡ります。当時、函館から北へ50kmほどのところにある、噴火湾(内浦湾)に面した漁港町である森町では、スルメイカが大量に水揚げされていました。しかし小ぶりのものはその場で捨てられていくことに、森駅で駅弁を販売していた地元の業者さんが着目します。少しでも米を節約するために、少ないお米でもイカに詰めて食べると満腹感が得られると思いつき、いかめしが生まれました。いかめしは腹持ちがいいと大人気となります。中でも喜んだのは陸軍の兵士たちだったそうです。森駅は函館本線で旭川駐屯地へつながる路線。移動中の兵士たちは駅弁「いかめし」で空腹を満たしたといいます。

昭和30年代に入ると鉄道の高速化が進み、森駅に停車する列車が減少。駅弁の売り上げが落ち込みます。そんな時、東京の百貨店で全国駅弁大会が催され、森町から「いかめし」が出店することに。「いかめし」は大好評を呼び、その人気は今日も変わることなく、北海道を代表する駅弁として親しまれています。

北海道のスルメイカ漁

スルメイカ

函館・道南地方ではスルメイカ(真イカ)漁が盛んであり、このイカ漁に使われる漁船の明かり「漁り火」は夏の函館の風物詩として知られています。昭和20年代にスルメイカの加工業が栄え、干しいか、つまみの“さきいか”など、多くの製品が作られています。いかめしもそのひとつで、道南地方に昔から伝えられてきた伝統料理なのです。

いかめしの作り方・レシピ

いかめし

いかめしは、一般家庭でも比較的手軽に調理することができます。

いかにもち米を入れる際には入れすぎないことがポイントで、多くても7分目くらいまでにします。

一般的な鍋でいかめしを作ると、1時間ほど煮込む必要がありますが、もし圧力鍋を使えば短時間でも柔らかく仕上げることができます。

作り方

  1. もち米を洗い1時間ほど水に浸しておく
  2. イカの中にもち米を詰める
  3. 鍋にイカを入れ、酒と水、砂糖を入れて火にかける。煮立ったらあくをとって火を弱め、落とし蓋して20分煮る
  4. 醤油を加えてさらに30分煮る
  5. 食べやすい大きさに切り、煮汁をかけて出来上がり!
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