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岩手県名物の盛岡冷麺とは?その特徴、韓国冷麺との違い、発祥や歴史を解説!

岩手
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岩手県名物の盛岡冷麺とは?その特徴、韓国冷麺との違い、発祥や歴史を解説!

盛岡冷麺とは?

盛岡冷麺とは、小麦粉とでんぷんで作られる麺料理で、岩手県盛岡地方の郷土料理です。

半透明の麺は、小麦粉とでんぷんで作られたツルッとした食感と、コシの強さ、独特の歯ざわりがあるのが特徴です。

牛肉や鶏肉からダシをとった冷たいスープは、旨味が凝縮されコクがあり、なおかつさっぱりしているのも特徴のひとつです。

添えられたキムチからの色で赤みを帯びた色となっていることが多くあります。

キムチの辛さは、ほとんどのお店で3~5段階まで選べるようになっています。辛いのが苦手な方や自分で辛さを調節したいという方には、冷麺とは別にキムチが付いてくる、別辛がおすすめです。

キムチの他にも、卵や牛筋肉、また付け合わせとしてリンゴ、スイカ、梨など季節の果物がのせらることもあります。

盛岡冷麺はお酒を飲んだ後にシメとして食べるのにもオススメです。

また、盛岡冷麺は「わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」と並ぶ「盛岡の三大麺」でもあります。

盛岡冷麺と韓国冷麺の違い

一般的に冷麺といえば韓国冷麺。韓国と日本の冷麺は、麺の主原料が違うため見た目や食感、風味が違います。

韓国冷麺は、平壌(ピョンヤン)冷麺咸興(ハムフン)冷麺があります。両方ともそば粉を主原料としており、麺が細くて長いのが特徴です。

韓国冷麺韓国冷麺

平壌冷麺

平壌冷麺は、そば粉と緑豆の緑豆粉を原料にしています。麺は太くて黒っぽく、柔らかいのが特徴です。

透明で淡泊な冷たいスープは、お肉からの出汁と、酸味のある大根の水キムチの汁を混ぜて作られています。カラシと酢、キムチを加えて自分の好みの味に調整しながら食べます。

固く締めた太麺の上に、味付けした肉類・ゆで卵・キムチ・錦糸卵・梨などがのせられています。

咸興冷麺

咸興冷麺は、そば粉を主原料にトウモロコシやジャガイモ、サツマイモなどのデンプンを原料にしています。麺は細くて白っぽくコシの強い噛み切りにくいのが特徴です。スープがないのが特徴で、コチュジャンをベースとした赤くて辛いタレを絡ませて食べます。

エイなどの刺身が具としてのっている場合もあります。

盛岡冷麺の発祥

冷麺自体の発祥は、1939年(昭和14年)神戸市で平壌出身者が開業した「元祖 平壌冷麺屋」。日本各地でこの冷麺をアレンジしたものが誕生しましたが、最もポピュラーになったのが盛岡冷麺なのです。

そして、1954年(昭和29年)に朝鮮半島北部(現・北朝鮮)生まれの在日1世の青木輝人が、盛岡市で開業した焼肉店「食道園」で、朝鮮半島の冷麺を参考に独自の製法でメニューとして出したのが盛岡冷麺のはじまりといわれています。当時客はゴムのような麺に驚き、なかなか定着せず大変苦労したようです。

麺は平壌冷麺と同じくそば粉とでんぷんで作られていましたが、後に小麦粉とでんぷんを使って透明な乳白色の麺を作るようになりました。

他にも盛岡の素材を生かしたさまざまな工夫が加えられ冷麺は盛岡に定着しました。

昭和40年代に入ると盛岡冷麺を提供する店が次々とオープンします。

実は青木氏が作っていた冷麺はそれまでは故郷の「咸興(ハムフン)」の名前を使わずに「平壌冷麺」と呼ばれていましたが、昭和61年に盛岡で開催された「にっぽん麺サミット」に冷麺が出品され、「盛岡冷麺」と名づけられます。

現在では盛岡市内のみならず全国で親しまれています。

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