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あく巻きとは?ちまきとの違い、特徴や発祥、作り方や食べ方を解説!

鹿児島
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あく巻きとは?ちまきとの違い、特徴や発祥、作り方や食べ方を解説!

あく巻きとは?

あく巻きとは、端午の節句には欠かせないお餅のようなお菓子で、鹿児島県の郷土菓子です。

鹿児島県、宮崎県、熊本県など南九州で食べられます。

あく巻きの食べ方

あく巻きの特徴

あく巻きは、もち米で作られており腹持ちが良いです。

水分が多い事から食感はもちもちとしています。冷めても硬くならないのも特徴です。

ちまきとは違うあく巻き

あく巻きは、地元では「ちまき」と呼ばれます。ちまきというと、もち米と一緒に味付肉やタケノコ、シイタケなどを一緒に竹の皮で包んで蒸し上げた、いわゆる中華ちまきを想像するかもしれません。中華ちまきは北日本、東日本で食べられるもので、あく巻きとは異なるものなのです。

こちらは中華ちまきです。

中華ちまき中華ちまき

あく巻きは春の郷土菓子

あく巻きは鹿児島県のスーパー・お土産売り場で一年中買うことができますが、あく巻きの季節は4月中旬~5月中旬なのです。この時期になると、鹿あく巻き島県内のスーパーにはあく巻きの他に、あく巻きを作るためのもち米・あく汁・竹皮などが並びます。

あく巻きの発祥・歴史

あく巻きは、薩摩藩が関ヶ原の戦いや豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に保存食として作ったのがはじまりといわれています。また、農家の繁忙期の保存食、日本に伝来した当初のちまきがこの地域のみに残った説、平家の落人により伝えられた説、たまたま焚き火に落としたおにぎりが腐らなかった事から考案された説などもあります。その後、西南戦争の際に西郷隆盛が保存食とした事から広く普及したとされます。

あく巻きを作りときに使う灰汁(あく)は細菌の繁殖を防ぐ効果があり日持ちがよく、優れた保存食なんですね。

その後、男の子がたくましく健やかに成長するように祈る、母の心のぬくもりに満ちた祝い餅菓子として端午の節句に作られるようになりました。

あく巻きの作り方

あく巻きの作り方

木や竹を燃やした灰からとった灰汁(あく)にもち米を漬け込んで、一晩置きます。その漬け込んだもち米を竹の皮で袋状に包んで数箇所を紐で縛ります。もち米が膨らむため、ゆるめに巻くのがポイントです。これを灰汁で3時間ほそ煮込んでできあがりです。灰汁がもち米を柔らかくして、ドロドロしたお餅みたいになります。

あく巻きの食べ方

丸々とした一本のあく巻きは食べやすいサイズに切ります。包丁だとベタベタくっついて切りずらいので水で湿らせた紐でグルッと巻いて、絞るように切ると簡単にきれいに切れます。

あく巻きは、きな粉で食べるのが定番の食べ方です。

そのほかには黒糖、黒蜜、醤油にわさび、生姜、はちみつ、ココアなどつけて食べる食べ方もあります。

常温で食べる事が多いが、冷やしても美味しく食べられます。

おうちで楽しむあく巻き