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からしれんこんとは?どこの料理?豊富な栄養と意外な発祥・歴史について解説!

熊本
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からしれんこんとは?どこの料理?豊富な栄養と意外な発祥・歴史について解説!

からしれんこんとは?

茹でたれんこんに、味噌と粉辛子と蜂蜜を混ぜた辛子味噌を隙間なく詰め込み、衣を付けて油で揚げた、熊本の郷土料理です。

普段の食事から、お正月のおせち料理やお祝いの席などでもおなじみの一品です。

からしれんこんは、シャキシャキとした食感<と鼻につんとくる辛さが、辛いけれどまたついつい箸を伸ばしてしまう美味しさがあります。お酒のつまみとして、ご飯のおかずとして、お土産としても人気です。

中身は、薄力粉が入ったり、麦みそだったり、おからが入ったりと家庭によって様々です。また、辛子と味噌の配合や衣の厚さに揚げ具合もお店によっても様々なので食べ比べるのも楽しいですね。

黄色の衣は、卵黄やクチナシ、ウコンなどの天然着色料を小麦粉に混ぜており、その色が綺麗な黄色となって出ています。

からしれんこんの発祥・歴史

今から約380年ほど昔(1632年頃)、肥後五十四万石の初代藩主であった細川忠利公の時代に遡ります。忠利公は、日頃から体が病弱でした。耶馬渓の羅漢寺の玄宅和尚がそれを心配して栄養のあるものを探していたところ、れんこんに造血効能があることを和漢の書で知り、これを勧めてみました。当時の熊本は沼地が多く、至るところに蓮(ハス)が繁茂していたのです。しかし忠利公はれんこんを泥の中で育った不浄なものと言って食べませんでした。そこで和尚は、麦味噌に和辛子粉を混ぜたものをれんこんの穴に詰め、麦粉、そら豆粉、玉子の黄身を混ぜ合わせた衣をつけて油で揚げたものを作ったことが、からしれんこんのはじまりだといわれています。

からしれんこん
九曜の家紋

輪切りにしたれんこんの外観が細川家の家紋、九曜(くよう)の紋に似ていることもあり、忠利公はからしれんこんの製造方法を秘伝料理とし、しばらくは門外不出の料理でしたが、明治時代に入ってから一般に製法が広まりました。これが肥後熊本の地をいまだに全国唯一のからしれんこんの名産地としている理由でもあります。

からしれんこんは栄養豊富

からしれんこんは栄養豊富で体に良い食べ物です。

れんこんの栄養

れんこんはビタミンCが豊富な上に、野菜としては珍しくビタミンB12も多く含み、ムチンポリフェノールなども含まれているので、疲労回復、滋養強壮、ガン予防、老化防止に効果があります。デンプン質が多いため、加熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴です。

からしの栄養

からしには、疲労回復に役立つビタミンB1、脳神経を正常に働かせるナイアシンカルシウムリンマグネシウムカリウムが多く含まれており、カリウムはナトリウムを外に排出する働きがあるほか、高血圧予防に最適です。また葉酸を多く含むので妊婦さんにとってもおすすめです。

おうちで楽しむからしれんこん