Sano Ramen

佐野ラーメンとは?青竹打ち麺やスープの特徴、発祥や歴史について解説!

栃木
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佐野ラーメンとは?青竹打ち麺やスープの特徴、発祥や歴史について解説!

佐野ラーメンとは

佐野ラーメンとは、栃木県佐野市の人気ご当地ラーメンです。

青竹打ち麺とあっさりとしたスープが特徴です。

佐野ラーメンの製麺技法「青竹打ち」

佐野ラーメンの麺は青竹打ちという製法で作られています。青竹打ちでは、太い孟宗竹(もうそうちく)をひざに挟み、で小麦粉に圧をかけて練り込みます。

青竹打ちは、小麦粉に対する水の割合を表す加水率が他のラーメンに比べて高いため、やわらかくもちもちした食感で、伸びにくい麺になります。

しかしその反面、スープとの絡みは悪くなるため、佐野ラーメンは手揉みをして、麺をちぢれさせることでスープと絡みやすくする工夫がなされているのです。

佐野ラーメン

青竹打ちの麺は、中に気泡が多いため熱伝導が良く、短い時間で茹で上がり、腰の強いおいしい舌ざわりが味わえます。

青竹打ちだと日によって味がばらついてしまうこともあり、現在では青竹踏みではなく、機械打ちをする店もあります。

佐野ラーメンのスープ

スープは透明感のあるあっさりとした醤油味で、青竹で打つという太さも長さもバラバラの平打ちの縮れ麺との相性も抜群です。

佐野市の良質でおいしい水

出流原出流原

佐野市には、日本名水百選に数えられる出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)の湧き水があり、良質の水に恵まれています。

佐野ラーメンは、この良質な水で練られた小麦の生地を使っているのがその美味しさの秘密でもあります。

佐野ラーメンの発祥・歴史

大正初期にこの地にあった洋食屋の中国人シェフが、青竹で打つ手打ち麺を出しました。このシェフが青竹踏みの製麺方法を同僚のコックに伝授すると、コックの小川利三郎氏が独立開業し、昭和5年(1930年)に屋台の中華そば屋を始めたのが佐野ラーメンの始まりといわれています。

旧佐野市は北関東自動車道や東北自動車道の整備により、高速道路のインターの近くにゴルフ場が点在しており、都心から近いゴルフ場の地として有名です。このゴルフ客による高評価の口コミで広がったこときっかけとなり、町おこしの一環として「佐野らーめん会」が発足しました。

それ以降、佐野ラーメンを提供するお店が徐々に増えていきました。

2011年には、佐野ラーメンのお椀の笠に、いもフライの剣を持った佐野の城下町に住む侍である「さのまる」が誕生し、2013年のゆるキャラグランプリでランキング1位に輝いています。

さのまる出典:佐野市

現在、佐野市には佐野ラーメンのお店がなんと160軒以上もあります。

佐野らーめん会にお店やマップが載っていますので、訪れる方は参考にしてみてください。

2月25日は佐野らーめんの日とされていて、佐野らーめん会に加盟するラーメン店で特別サービスを行っています。

おうちで楽しむ佐野ラーメン