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金山寺味噌とは?美味しい食べ方から発祥や醤油との関係まで解説!

和歌山
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金山寺味噌とは?美味しい食べ方から発祥や醤油との関係まで解説!

金山寺味噌とは?

金山寺味噌とは、おかずや酒のおつまみとしてそのまま食べられる味噌で、和歌山県の郷土料理です。

和歌山県だけでなく、千葉県静岡県で生産されています。

金山寺味噌は、いわゆるなめ味噌の一種で、調味料としての味噌とは違い、ご飯にのせて、お酒の肴に、おかずとして食べる味噌で、もともとは夏野菜を冬に食べる為の保存食でした。

材料に大豆や米、麦のほかに野菜などを使って作られているのが特徴です。

米、大豆、麦の穀物原料を麹にし、白瓜、なす、しょうが、しそなどの野菜を漬けこんで、熟成させて作られます。熟成期間は、調味料の味噌が4~6ヶ月に対して、金山寺味噌は1~3ヶ月で食べることができます。

金山寺味噌の歴史

鎌倉時代、中国の径山寺(きんざんじ)で修行を終えた僧が帰ってきて、紀州由良(現在の和歌山県日高郡由良町)の鷲峰山興国寺を開山しました。その時、湯浅(現在の和歌山県有田郡湯浅町)に「金山寺味噌(径山寺味噌)」を伝えたとされています。それ以降、温暖な気候と豊かな水源に恵まれた和歌山は、味噌造りの名産地として古くから親しまれ続けています。

一方では空海(弘法大師)が中遣唐使として入唐・勉学の折、唐の金山寺から持ち帰り、大勢の修行僧を養う僧坊食として用い、その後修行僧が各地に広めたという説もあります。

自給自足の禅寺を中心に、栄養価の高い大豆発酵食品として広まり、また夏に収穫された野菜を冬に食べられるようにと漬け込んだ保存食として自家生産されるようになりました。後に庶民の間に、ご飯との相性がよく、野菜と一緒になった重宝なおかずとして広まっていきました。

金山寺味噌は醤油の起源?!

当時の金山寺味噌は水分が多く、醸造する過程で樽底に沈殿した液汁がたまります。 それをすくい取って舐めてみるとこれが大変おいしく、やがて調味料として使われるようになります。これがまさに、醤油の起源であるといわれています。金山寺味噌が伝えられた湯浅町は日本の醤油発祥の地といわれています。

金山寺味噌の食べ方

野菜と金山寺味噌

野菜と金山寺味噌

定番のきゅうりはもちろん、大根、にんじん、レタスなどの生野菜につければさっぱりと美味しく、焼きナス、じゃがいもなどにのせて食べれば金山寺味噌を噛み締めることができます。

魚と金山寺味噌

上品な白身の焼き魚にのせて食べると、いつもの焼き魚が一味違う一品になります。

豚ロースの金山寺味噌漬け

金山寺味噌でお肉を漬ければ、驚くほどジューシーで風味豊かな味わいになります。焦げやすいのでじっくり弱火で焼いてください。

金山寺味噌の冷奴

金山寺味噌の冷奴出典:snapdish.co

刻んだねぎにおろした生姜を豆腐にのせて金山寺味噌といっしょに食べる冷奴は、味噌の野菜類のコクと旨みで淡白な豆腐の味を引き立ててくれます。

クリームチーズの金山寺味噌のせ

クリームチーズの金山寺味噌のせ出典:snapdish.co

もともと味噌と相性が良いクリームチーズ。チーズの酸っぱさと味噌の甘さがマッチしとても美味しく、ワインといっしょにいただきたい一品です。

金山寺味噌の焼きそば

キャベツやにんじん、玉ねぎなどの野菜と豚を材料とした焼きそばに金山寺味噌で味付けをしてみましょう。金山寺味噌の旨みが野菜や豚肉によく合います。

和歌山本場では茶粥に金山寺味噌

茶粥に金山寺味噌出典:snapdish.co

本場の和歌山では、番茶やほうじ茶で炊いたお粥である茶粥に添えて食べます。香ばしく焙じたお茶で炊く茶がゆに、ちょっと甘めの金山寺味噌がよく合います。

金山寺味噌はいろいろな食材う合うので、様々な組み合わせ、バリエーションを試してオリジナルの料理を作ってみてはいかがでしょうか。

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