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山形名物の冷たい肉そばとは?スープや具材やそばの特徴、発祥について解説!

山形
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山形名物の冷たい肉そばとは?スープや具材やそばの特徴、発祥について解説!

冷たい肉そばとは?

冷たい肉そばは、山形県の西村山郡、河北町の郷土料理で、B級ご当地グルメとしても人気を集めています。

スープは鶏だしでしょうゆ味肉はコリコリとした食感の鶏肉(親鳥)を使います。そばの上にはその鶏肉と刻みネギをのせます。噛むほど旨味が出る親鳥は濃い目のつゆと相性抜群です。そばは、コクのあるダシに負けないようなコシの強い田舎そばを使うのが特徴です。 冷たい肉そばは名前の通り、スープが冷たいのですが、冷たくすることによってそばがのびにくくなり、最後まで美味しいそばが楽しめます。

スープは常温

近年は、氷を浮かべた冷たいラーメン並みにキンキンに冷えた肉そばもありますが、本場の河北町においては、比較的常温に近いぬるめの温度が以前より親しまれてきました。

河北町を中心に山形では多くのそば屋、飲食店で「冷たい肉そば」を食べることができます。

河北町では約20店舗でこの肉そばを提供し、16店舗のそば屋さんで結成する「谷地の肉そば会」が味を守り続けています。

河北町でそばと言ったら、天ぷらそばでも、タヌキそばでも、月見そばでも、ざるそばでもなく、冷たい肉そばです。町内のそば屋さんでは、どのお店でも「冷たい肉そば」「温かい肉そば」両方を選べますが、河北町民や河北町を訪れるお客さんは、雪が深々と降り積もる寒い冬でも、ほとんどのお客さんは冷たい肉そばを注文します。

冷たい肉そばの発祥

河北町

戦前、この河北町ではお酒を外で飲むにはそば屋で飲むのが主流でした。当時はメニューの種類も本当に少なく、ほとんどのお客さんが馬肉の煮込みをつまみに酒を飲み、最後はどんぶりに入れた盛りそばでしめるというスタイルでした。

ある日、一人のお客さんが残った馬肉の煮込みをそばにかけて食べてみたところ思いのほか美味しく、馴染みのお客さんたちから注文されるようになりました。

しかし戦時中になると、馬肉は手に入らなくなり、ほかの肉で代用することになります。当時、町に多かった鶏肉を使ってみたら思いのほか客の評判もよく、時を置かずして鶏肉の肉そばが正式メニューになりました。

スープが冷たい理由

スープが冷たい理由は定かではないが、温かい汁だと具の肉を食べているうちにそばが伸びてしまうから、または、出前でそばを取って客をもてなす習慣があり、麺が伸びないように冷たくしたといった説があります。

冷たい肉そばは現在では、河北町だけではなく、山形県の村山地方を中心に幅広く提供されています。

かほく冷たい肉そば研究会

かほく冷たい肉そば研究会(通称「そば研」)は、河北町の有志が「郷土食(=ご当地グルメ)で町おこし」を合言葉に設立した団体です。

2010年(平成22年)に立ち上げられたそば研は、「谷地の肉そば会」の皆さんからアドバイスを受けながら研究を重ね、町内外のさまざまなイベントに出展しており、2014年には、「B-1グランプリ in 郡山」で全国トップ10入りを果たしています。

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